強欲インフレと犠牲デフレ

こんにちは、菅(すが)です。

8月27日の日経新聞にこんな記事がありました。

「強欲インフレ」欧州覆う
企業利益、要因の5割 賃上げ追いつかず

日経新聞webサイトより

ものすごく簡単に説明すると、

ヨーロッパでは企業が儲けるための値上げを続けている

そのせいでインフレがさらに進んでいる

というお話。

Greed(強欲)とInflation(物価高)を組み合わせた造語で、

「Greedflation(強欲インフレ)」

と言われているそうです。

さて、ここであなたに質問です。

あなたはこの強欲インフレどう思いますか?

今日の記事ではこの問題の答えには触れません。
1つの正解があるわけでもないですし。

ただ、
一つ言えることがあります。

それが、

日本の多くのお店では長らくこれとまるで逆のことが起こってきた

という事実。
つまり、

お店が損失を抱えることで物価を低く押さえる

という状態。

つまり誰かが犠牲になることで低価格を実現してきた

そんなお話ですね。

強欲インフレが今のヨーロッパの問題。
一方、

犠牲デフレが長く続いてきたのが日本の問題です

たとえば、

社長さんの給料を安くして値段を安くする
スタッフの給料を安くして値段を安くする

そうやって、

儲かっていないのに価格を下げることばかりしている

考えてみてください、

あなたも自分の欲よりも安く売ることを優先してきませんでしたか?

ところでいまは日本もインフレです。
この問題も多少は改善されたのでしょうか?

日本全体の状況は私にはわかりません。

でも私がお手伝いする経営者さんには犠牲になって欲しくありません

だから、

私は常に少しでも高く売る方法をクライアントさんと考えています

ヨーロッパで強欲インフレが問題になっている今だからこそ考えてみてください。

あなたのお店も犠牲デフレになっていませんか?

あ、
最後に一つだけご注意ください。

犠牲デフレは私が勝手に作った造語です

他の人には通じませんのでその点はお気を付けください。

 

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それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。

 

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「強欲インフレ」欧州覆う
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