アフターコロナ売上が伸びているお店の共通点
アフターコロナ売上を伸ばしている人の共通点とは？
こんにちは、菅（すが）です。
私のクライアントの中には売上が右肩上がりになっている方が何人もいます
それはこのブログでも紹介している通り。
ではそれを踏まえて考えてみてください。
アフターコロナに売上が伸びているお店に共通することは何でしょう？
もちろんいろいろな共通点があります。
ただし一つはっきりとした傾向があります
それが、
売上が伸びている人は皆さん昨年値上げをした
という事実。
単純に価格アップをした人もいれば
新メニューの開発で価格アップをした人もいる
さらには、
同じメニューでもサービス内容をグレードアップして価格をアップした
そんな人もいます。
しかし、
昨年最低１回は値上げをした
ということは共通しています。
売上が伸びないのはなぜか？
売上が伸びないのはなぜか？
その答えは簡単です。
日本人の所得が減っているから
内閣府発表の資料をみれば分かります。
令和４年度年次経済財政報告にこんな図表があります。
※内閣府発表令和４年度 年次経済財政報告より
分かります？
世帯所得の中央値が２５年で１７０万円も減っている
そんなことを表している図表です。
中央値というのはデータを小さい順に並べたときにちょうど真ん中になる値
ざっくり言うと、
１００世帯のうち所得が５０番目のお家の所得が世帯所得の中央値
です。
その世帯所得の中央値を比べると、
１９９４年は５４５万円 → ２０１９年は３７５万円
なんと、
１７０万円も減っています
これわかりやすく言いかえるとこうなります。
平均的なお家では使えるお金が１７０万円も減った
というお話ですね。
さらに、
日本では少子高齢化が猛烈な勢いで進行しているので人が減っている
※総務省統計局人口推計（令和4年（2022年）12月確定値、令和5年（2023年）5月概算値） （2023年5月22日公表）より
そこにプラスして、
それぞれが使えるお金も減っている
これでは売上が下がっていって当然です。
なぜなら、
売上というのはお客様が使ったお金の合計だから
日本人の数が減っているというのは、
お客様の数が減っているということとほぼ同じです
さらに、
世帯所得が減っているということは一人のお客様が使えるお金も減っている
ということです。
それにもかかわらず売上は増やさないといけない
というのですから、
もう無理難題もいいところです
・・・・と、
言いたくなるところですが、
実はそうではありません
ここ、大事なところなのでもう一度言っておきます。
日本の人口が減って世帯の所得が減っても売上は増やせます
なぜなら、
日本のGDPは減っていないから
GDPというのは日本という国全体で作った付加価値のこと。
ものすごく大雑把に行ってしまうと、
日本全体の稼ぎを合計したもの
そんなイメージです。
日本の国全体の稼ぎを表すGDPは減っていない
しかし、
日本人が受け取る報酬は減っている
なぜこんなことになってしまうのでしょう？
その話は長くなるのでここではしません。
ただね、
これだけは知っておいてください
日本にお金が無いわけではない
そこは減っていない。
というよりむしろ増えている。
アフターコロナ売上を伸ばせた人はココが違う
否定形だと理解し難いので肯定形にします。
日本にはお金があります
だから、
お金を持っている人にお金を使ってもらえれば売上は伸びていく
実際に、
それが出来ている経営者さんはこんな時代でも売上を伸ばし続けています
つまり、
お金を持っている人に使ってもらえるサービスを売ったから売上が伸びた
そんなお話ですね。
※ブログ記事「４年で売上が２倍になったエステサロン」より
なんのことはない、
値上げしてお金を持っている人から今以上にたくさんお金を貰えるように頑張った
そんな人はアフターコロナに売上が伸びている
ものすごく単純な話です。
ではなぜそんな単純なことが出来ない人が多いのか？
多くの経営者さんはこうなっています。
値上げを我慢してお金が無い人に使ってもらおうと頑張っている
だから、
売上が伸びない
いろいろ難しいことを書きましたが結局は単純な話です。
お金を使える人からきちんとお金を貰えるサービスを作る
そして、
きちんとそのサービスの価値に見合った値段で売れたら売上は伸びる
それだけですよ。
事実、
売上が右肩上がり経営者さんは皆さんこの１年で値上げしています
しかも、
１回だけでなく２回、３回と値上げしている方も少なくありません
売上アップの秘訣はとても単純です。
サービスの改善とそれに見合った値上げをセットで行う
ぜひ忘れないでくださいね。
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それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。
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