売上が6倍になったクリーニング店経営者さんの報告

こんにちは、菅（すが）です。

先日コンサルティングを行っていた時のことです。
あるクリーニング店経営者さんがこう教えてくれました。

「売上が２年前と比べて６倍になっています」

売上が６倍！？
なんとも衝撃的な数字ですよね？

もちろん、

それは普通ではありえないこと

でも、

実際にこのクリーニング店では売上が６倍になりました

売上が6倍になったらそれは何があったときか？

ではここで考えてみてください。

売上が６倍になったとしたらそれは何があったときか？

これなかなかの難問ですよね。
すぐには答えが出ないでしょう。

そこで、ちょっと違う話をします。

努力をするとどれくらいまで売上が上がるのか？

これ知っていますか？
長年のコンサルタント経験から、

経営者やスタッフが努力をしたらどれくらい売上が上がるか？ということを私は知っています

これくらいです。

スタッフの努力で上がる売上は最大でも２０％～３０％くらい

多くの場合はせいぜい５％から１０％程度

それどころか、

努力してもまるで売上が上がらないなんて残念な結果になることもよくある話です

つまり、

─

「　ここから頑張ってみんなで売上上げるぞ～～～～！！　」とお店の皆さんが一丸となって頑張った。

その結果、

売上１．２倍になった！！

となれば大成功！！

─

そんなお話ですね。

なぜ２０％程度しか伸びないのか？

理由は少し考えればすぐに理解できます。

いまでもサボっているわけではないから

皆さん真面目ですからある程度はきちんと仕事をしています。
だから、

さらに頑張ったとしてもそんなに伸びしろがあるわけではない

ということですね。

これ、

５０メートル走をイメージしたらわかりやすいです

考えてみてください、

５０メートルを７秒で走る男子が努力をしたら何秒まで早くなるでしょう？

２割も能力が伸びたら５０メートルを５．６秒で走ります

これって、

日本記録です（汗）

それくらい能力を伸ばすのは難しいこと。

なぜ売上が６倍になったのか？

でも、

冒頭で紹介したクリーニング店さんでは売上が６倍になっている

嘘じゃありません。
ただし、

「ある品目のクリーニング売上が」という注釈がつきます

つまりね、

特定のメニューに絞って販促をしたら２年で売上が６倍にもなった

というお話。
先ほどの５０メートル走の話なら、

投げる方が得意だったのでピッチャーに転向したらプロ野球選手となり日本一になった

みたいな話ですね。
大事なことなのでハッキリ言います。

今と同じものを今と同じように今と同じ売り方を続けていては売上が下がっていく

それはあたりまえのことです。
なぜなら、

今の日本は少子高齢化絶賛進行中！！

という状況ですから。

働いてお金を使う人がどんどん減っているのでどんどん売れなくなる

これが残念な現実です。

しかし、だからと言ってあきらめる必要はありません。
今日ご紹介している経営者さんだって売上６倍なんてすごい結果を出しています。

いま伸びているものいま求められているものに集中して営業をする

それがきちんとお客様が求めているものに合っているのなら、

売上が何倍にもなることは普通に起きます

考えてみてください。

あなたのお店にも「これ６倍も売れたら最高だよな～」なんてメニューがありませんか？

そして、

そのメニューを喜んで利用するお客様が増えてきていませんか？

もし、そんな物があるのならチャンスです。

集中して販促することで売上を大きく伸ばす

これマーケティングの王道で外しませんよ。
ぜひトライして売上伸ばしてください。

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それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。