割引率を上げたら売上はどれくらい必要?

こんにちは、菅(すが)です。

あるクリーニング店経営者さんからこんなご相談をいただきました。

昨年、

春のセールの割引率を変えました

いままで5割引だったものを3割引きに引き下げました

すると、

反応がイマイチでした

だから、

今年はまた5割引きに戻そうと思っています

さて、ここで問題です。

【問題】3割引きから5割引きに変更するとき、
どれくらいの売上アップが必要があるのでしょう?

【答え】売上を1.4倍にする必要があります

そうなんです。
実は、

3割から5割に割引率を上げるときには売上が1.4倍必要です

それ以下の売上アップだと粗利が減ります。

この話を聞くと、

「 割引き率2割アップでそんなに売上アップが必要なのか! 」

と驚く方が多いでしょう。

何となく考えてしまうと、

割引率を1割上げるのなら売上も1割アップが必要なのでは?

そう思うじゃないですか。
でも、

実際に計算するとその間違いに気が付きます

なぜなら、

割引きしても原価は変わらないから

原価比率が固定されているので必要な売上とずれが出てきます。
イメージしやすいようにグラフを作ってみました。

割引率がアップするとどれくらい粗利が減るか?

割引率と粗利の関係を示したグラフがこちらです

割引きと粗利の関係

割引率が上がるほど利益は一気に減る

その事実がよくわかると思います。
逆に、

同じだけ粗利を稼ぎたいなら割引きした時どれくらい売上が必要か?

それもグラフ化してみました。

割引率と売上の関係を示したグラフがこちらです

割引き後に必要な売上イメージ

割引率が上がるほど必要な売上は一気に増える

その事実がよくわかりますよね?

ちなみに、

これらのグラフは定価売上100万円、原価率40%という条件で計算しています

これらの資料を見ると、割引きと売上の関係がよくわかりますよね?

安易な割引き販売は利益を減らし経営に致命傷を与える

そう言われる所以がこれです。

ところで、

この話を聞いた今あなたはこう思っていますよね?

自分のお店ではどうなるのだろう?

割引率の判断が大事なのは分かった

でも、

粗利と割引きと売上の計算を自分でするには難しすぎる・・・・

たしかにその気持ちはよくわかります。

使う計算式は単純ですが、

売上とか、
割引率とか、
原価率とか、

だんだんややこしくなってきますよね?

そして、

「よくわからないからこれくらいかな?」

と、

適当に割引率を決めてしまう

それではいつまでたってもお店の経営は良くなりません

でもご安心ください。
そんなあなたのために、

割引率と利益の計算を自動でできるエクセルファイルをご用意しました

このエクセルファイルを使えば、

割引率を上げたときにどれくらいの売上が必要なのか?

逆に、

割引率を下げたとき同じ売上が作れたらどれくらい儲かるのか?

そんなことが一目瞭然で分かります。

自分のお店の数字を入れるだけで適性な割引率がすぐにわかる

そんなエクセルファイルです。
当然今日の記事で使っているのもそのエクセルファイルです。

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明日以降メールマガ本文内にダウンロードアドレスを掲載します。

一発で計算が出来てイメージ確認のグラフまで作成される

割引きと粗利の関係 割引き後に必要な売上イメージ

自画自賛ながらなかなかの優れモノですよ。
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それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。

 

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