スタッフを個人売上で評価するのは不公平?


こんにちは、菅(すが)です。

「 個人売上で成果報酬を判断したら不公平だとスタッフから言われませんか? 」

コンサルティング中ある経営者さんからそう質問されました。

前提としてお話しておきますが、

私は「成果報酬を出すなら個人売上を基準にしてください」と経営者さんにお願いしています

なぜなら、

それが一番わかりやすく公平な評価基準だから

しかし、
そうお伝えするとほぼ間違いなくこんな切り返しが帰ってきます。

「週末や祭日は売上が多いのだからその日に勤務できる人は売上が多くて当然ですよね?」

「逆に、」

「売上が少ない日にしか働けない人は個人売上は少なくなってしまいます」

「そんな条件が違うもので成果報酬が決まるのなら不公平ではないですか?」

これ成果報酬導入する際にほぼ間違いなく出てくる質問です。

では、それを踏まえて考えてみてください。

勤務できる日が平等でないのだから個人売上で評価するのは不公平だと思いますか?

実際、そう考えるスタッフさんは多いです。
だから、

シフトの状態を考え平等になるような評価制度にする経営者さんも多い

でも、ちょっと待ってください。

「それこそが人が育たない原因だ!!!」

そう言われたらあなたは驚きますか?

考えてみてください、

土日やお店が忙しい時間に働いてくれる人はずるをしているのでしょうか?

もちろんそんなことありません。
それどころか、

忙しく人手が足らない時間に働いてくれている

というのですから、

お店に大きな貢献をしてくれている人です

だから、

その貢献を評価して成果報酬を出す

何もおかしくないですよね?
逆に、

自分の都合を優先してお店が忙しくない時間にしか働かない

もちろん、

それが分かって雇用しているのですからそれも何の問題もありません

ただし、

忙しい時間に勤務してくれる人よりお店への貢献は少ない

だから、

成果報酬も少ない

これも何もおかしくないと思うのですが違いますか?

もし、「 それでも不平等だ! 」と言うスタッフがいるのならこう言ってあげてください。

「じゃあ忙しい時間帯に優先的にシフト入れるね」

それで万事解決です。

そうすれば、

そのスタッフさんの個人売上が増えて成果報酬も増えます

さらに、

お店も忙しい時間にスタッフを増やせるので機会損失が減り売上が増えます

おまけに、

少ない人数で頑張ってくれていたスタッフさんの負担が減って喜んでくれます

良いことだらけですよね?
そうなれば成果報酬を入れた甲斐があるというものです。

人が育つお店に必要不可欠なもの

それが、

努力と成果を正当に評価する仕組み

その端的な例が、

忙しい時間にシフトに入ってくれているスタッフを正当に評価できる個人売上に連動した成果報酬

私が個人売上での評価をおすすめするのはそんな理由があるからです。

逆に、

「自分の都合を優先しているのに文句だけ言ってくる」
そんな人まで平等にしたらそれこそ不平等です

そんなお店はだいたい人の問題でギクシャクしているものですよ。

正しく貢献してくれてくれているスタッフさんを評価してくださいね。

 

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それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。

 

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