ピンチをチャンスに変えたヘアサロン

ピンチを迎えたヘアサロン経営者さん

こんにちは、菅(すが)です。

あるヘアサロン経営者さんにこう言いました

その数字が出せればもう大丈夫。

ようやく、
ピンチを超えられそうですね

このヘアサロン経営者さんはこの1年間大変な苦労をされて来ました

なぜなら、

スタイリストの退職をきっかけに大きな問題が立て続けに起こり資金繰りもかなり悪化したから

しかし、冒頭でお話したように、

その逆境をばねにすることで大きな利益の出るお店に変わりつつあります

それが売上の数字からはっきりしたので冒頭の言葉になりました。

ヘアサロン経営の危機を脱出するにはどうしたらいいのか?

では、あなたも考えてみてください。

経営難のヘアサロンはいったいどんな売上を出したらいいのでしょう?

実は、

単純な計算式で答えを出せます

その計算式がこちら、

スタッフ1名当たり月70万円の売上

つまり、

スタッフ2人なら70万円×2人で140万円
スタッフ4人なら70万円×4人で280万円

それだけの月商があれば問題なく経営が続けられます。

逆に言うと、

スタッフ1名当たりの売上が月70万円を下回るお店は経営が厳しくなります

事実、

経営が苦しいお店でスタッフ1人当たりの売上を計算すると50万円程度かそれ以下になることがほとんどです

ヘアサロンの売上と経営状況

では今日お話しているヘアサロンを例にして実際の数字を見ていきましょう。

昨年3月はスタッフ4.5人で売上270万円

という結果でした。

この時スタッフ1人当たり売上は60万円です

大きく利益が出るわけではないですが特にトラブルが無ければお店を経営出来るレベル。

それが、スタッフの退職や組織の問題など様々な問題が重なるように起こったことで潜んでいた売上げ不足の問題が噴き出てきます。

昨年8月にはスタッフ1人当たり売上が63万2千円程度まで下がってしまったのです

減ったスタッフの穴埋め他の目に求人にもお金をかける必要もあり一気に資金繰りが悪化していきます。

ところが、

スタイリストの退職や値上げ、そのほか様々な対策をすることでなどでここ2ヶ月ほどで劇的に改善。

今年5月はスタッフ2人で200万の売上見込

となっています。

スタッフ1人当たり売上は月100万円

これはほとんどのヘアサロンでは達成できないほどのレベル。
地域一番店であってもこの売上は出せないことがほとんど。

たしかに、

スタッフ数が減ったので売上は減っています

昨年は270万円ほどの売上がありましたから25%ほどの売上減です。

しかし、

1人当たりの売上が増えているのでお金は残ります

と、
言うより、

 

利益出過ぎるから上手にコントロールしないと税金ヤバいよね・・・

というレベル。(大汗)

まるで逆の心配をしないといけない状況になっています。

まだ資金繰りが楽になるところまではいかれていないのでご本人は実感が無いようです。
しかし、ここまで来れば何の心配もありません。

もう、先手を打ってこの利益を生かすことを考えるステージです。

1人当たり100万円ならあなたのお店の売上はいくら?

試しにあなたのお店でも数字を計算してみてください。

スタッフ一人当たりの売上が100万円になったら月商いくらになりますか?

恐ろしいほど儲かりますよね?
そういうことです。

こんな話をすると、

いったい何をしたらそんな売上になるの!?

と気になるかと思います。
しかし、それはまた別の機会に。

ヘアサロン経営で必要な売上の計算方法はこちら

今日のところはまずは基礎となる数字を覚えてください。

もしあなたのお店の経営が苦しいのならまず確認するのはスタッフ1人当たり売上です

最低でも60万円
目指すのは月70万円の売上

これが基準です。

ハッキリ言って簡単な数字ではありません

でも、

基準を知ればそこに向けて努力ができます

そして、

努力したら改善するのは当たり前です

今日ご紹介しているヘアサロン経営者さんも同じですよ。

ピンチを切り抜けたいのならスタッフ1人当たり売上を月70万円にする

これ店舗経営の基本です。
ぜひ覚えておいてください。

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それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。

 

 

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