企業価値の上げ方

企業価値を上げるとはどういうことなのか?

こんにちは、菅(すが)です。

本日経営の基本セミナーを開催しました

その中でお伝えした大事なことの一つに、

企業価値を上げる

というトピックスがあります。

さて問題です、

企業価値を上げるにはどうしたらいいのでしょう?

いきなり本質的な質問でなかなか悩みますよね?

価値の上げ方の基本を知る

企業価値を上げるにはどうしたらいいのでしょう?

そう聞かれるとなかなかの難問のようですが、

基本を知っている人なら簡単に答えます

実は答えはとてもシンプル。

それではさっそく、

企業価値の上げ方を学ぶためにまずさらに基本的なことを考えてみましょう

考えてみてください。

価値とは何でしょう?

価値の意味が分かれば企業価値の上げ方も分かります。

価値とは何か?

答えはこれです。

需要と供給の差

品質を上げるのでも、良いものを売るのでも、一生懸命に頑張るのでもありません

価値を上げたかったら需要と供給の差を大きくする

これが基本で唯一の答え。

ヘアサロンの価値の上げ方を考える

たとえばあなたのお店がヘアサロンだとします

ヘアサロンの価値を上げるにはどうしたらいいのでしょう?

答えは先ほども言いましたよね?

需要と供給の差を大きくする

ということは、

  1. 需要を増やす
  2. 供給を減らす

このどちらか、もしくは両方。

たとえば、

卒業式入学式のシーズンは髪を切りたい人が増える

これが、

需要が増える

だから

カットの価値が上がり高く売れる

ただ、実際には卒業式シーズンのカット料金を高くするお店はまずありません。
だからピンとこないかもしれません

でもこう言われたらどうでしょう?

予約の取れないサロンナンバーワンスタイリストのカットだけ料金が高い

普通にあることですよね?

これも、

人気があるスタイリストに切ってもらいたいお客様がたくさんいる

つまり、

需要が多い

でも、

そのスタイリストは一人だけ

つまり、

供給は少ない

その結果、

需要と供給の差がとても大きいので高く売れる

これが価値の決まり方。

腕がいいから価値があるわけではありません

あくまで需要と供給の差。

どれだけ腕が良くても切って欲しいというお客様がいなければ価値はゼロです

需要ではなく供給をコントロールする

ところで、

需要のコントロールはかなり大変で難しい

という事実があります。
たとえば、

卒業式シーズンのようにカットの需要を増やす

そう言われたらなかなかの難問ですよね?

だから、
需要を増やすことについて今日は話をしません。

その一方で、

供給を減らすのは簡単です

  • 営業時間を減らす
  • 定休日を増やす
  • スタッフの出勤を減らす
  • 数量限定販売にする

そうやって、

需要を見ながら供給量をコントロールすることで価値を上げる

ということができます。
これが、

価値を上げる定番の方法

企業価値を上げる方法を考える

では、最初の話題に戻って、

企業価値を上げるにはどうしたらいいのか?

ということも少し掘り下げていきます。
一番単純でわかりやすいのはこれです。

競合店を閉店に追い込む

安売り攻勢やあの手この手でライバル店があなたのお店を潰しにかかって来た経験ありませんか?

あれは、

競合店を閉店させることで供給を減らすことが目的です

それが成功すると、

需要そのままで供給が減るので価値が上がる

だから競合潰しに成功したライバル店は大儲けです。

逆に、

お客様に大人気のサービスだけれど他にそれができる競合店はない

そんなサービスが作れると、

需要があるけど供給が少ないので起業価値が高くなる

となってこれまたメチャクチャ儲かります。
だからあなたが目指すのはこちら。

 

最初はなかなか理解し辛いかもしれません
でも経営者なら必ず理解しておきたい基本の一つです。

価値は需要との差で決まる

ぜひ覚えておいてください。

それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。

 

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