的外れな提案をするスタッフをどうする?

こんにちは、菅(すが)です。

「スタッフの提案が的外れだったので没にしました」

ある経営者さんがそう教えてくれました。

経験不足のスタッフに仕事を任せると的外れなことをする

これよくある話です。

とても真面目に頑張ってくれた

でも、

とてもOKを出せるような内容では無かった

スタッフに仕事を任せるのは大事

しかし、

任せると的外れな仕事を始めてしまう

これ人材育成あるあるです。
とはいえ、

任せた仕事へのダメ出しばかりでは人は育ちません

任せたからには成果を出させることが人材育成の大事なポイント。
とはいえ、明らかにダメな仕事をされてはお店は回りません。

では考えてみてください。

スタッフの提案が的外れな時どうすればいいのか?

答えは意外と簡単です

どうしたらOKを出せるのかを伝える

たとえば今日ご紹介している事例は販促の企画でした。

企画の内容がイマイチで上手く行かないのが目に見えている

そんな提案をスタッフの方がしてきました。
具体的に言うと、

企画を実施しても売上にならないことが簡単に予測できる

しかも、

告知のタイミングや量が圧倒的に足らない

そんな企画になってしまっていました。
そんな時あなたならどうしますか?

普通はこう言いがちです。

「この企画じゃあ売上にならないから考えなおしてください」

この企画じゃあ反響が取れないからダメですと伝える。
それは間違いではないですし、むしろ全面的に正しい。

でも、

あえてそこをこう変える。

この企画だと□□と△△の数字から予想売上が〇〇円くらいにしかなりません

これでは足らないので、

この企画からさらに〇〇円くらいの売上を作れる仕掛けがあればOKを出せます

もう少し考えてみてください。

この企画だと□□の方法で告知すると閲覧率が△△パーセントだからお知らせが届くのが××人くらいです

これでは足らないので、

閲覧率を上げるか告知回数を増やすかそれ以外の方法でお知らせできる人数を増やせばOKを出せます

もう少し考えてみてください。

ね?

「○○だからダメ」だとそれで終わり

でも、

「○○できたらOK出せる」と伝えればその先につながります

やることが明確になればまた動くことが出来ます。

以前メルマガで「お客様にまず「YES」という方法を考えることが大事だ」と言う話を書きました。

それはスタッフ教育も同じです。

経験も知識もない時は的外れな提案をするのは普通のこと

でも、

そこで「NO」と拒絶したらそこで終わり

だから、
そうではなく、

「YES」ただし○○してくれたらね

と、

YESを言えるようにこちらも歩み寄る

そうすることでスタッフさんは、「次どうしたらいいのか?」ということが明確になるので次の一歩を踏み出せる。

これが人材育成です。

「NO」と言うのではなく「YES」と言える条件を提案する

それが出来たらスタッフの活躍は見違えるはずですよ。
ぜひ意識してみてくださいね。

 

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それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。

 

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