売上高営業利益率は○○%を目指してください

こんにちは、菅(すが)です。

先日あるクリーニング店経営者さんがこう教えてくれました。

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マネージャーは来月長期休暇を取って自分探しの旅に出るそうです

僕もこの夏に北海道旅行に行ってきます!

───

自由にお休みを取って自由に行きたいところに行ける

それは本当に素晴らしいことだと思いませんか?

しかし、実際にそんなお店を作り上げられる経営者さんはごく一部です。

事実なのでハッキリ言います、

ただ闇雲に頑張って仕事をしていただけでそうなることはありません

なぜなら、

お休みを自由に取るには利益がきちんと出ていることが必須条件だから

では、

どれくらいの利益が出ていればそんなことができるのか?

安心してお休み取って旅行に行くにはどれくらいの利益が必要なのか?

ちなみに、こうやって、

「自分の思うがままに経営したい」となったときに必要となる利益の目安となるのが先日お話した売上高営業利益率

では、

その売上高営業利益がどれくらい必要なのか?

私がお勧めする数字はこちら。

売上高営業利益率10%

この数字を達成出来たらスタッフもあなたも自由に旅行に出られます。

また、大事な要素として、

営業利益率が高い会社になるとピンチにめっぽう強くなる

ということも見逃せません。

実際、

売上高営業利益率10%を達成していた会社の多くはコロナ禍でも資金繰りに困りませんでした

そうやって、

他の経営者が聞いたら羨ましいと思われるくらいの会社をつくる

そう考えたときの目安が、

売上高営業利益率10%

という基準。

しかしその一方で、

実際に売上高営業利益率10%を達成できるお店はかなり少ない

と言えます。

はっきり言いますがかなりの難易度です。

なぜなら、

安く売る方がずっと楽だから

当然のことですが、

安く売る方が売上は多くなります

だから、

多くの経営者さんは安直に「なるべく安く売ろう!!」と考えます

しかし、

当然のことながら安く売ったら営業利益率10%はまず達成できません

その当然の結果として、

自由に旅行に行ったりコロナ禍などの大きなピンチを余裕で越えたりすることはできません

まさに、

あちらを立てればこちらは立たず

という感じ。

安売りを選べば「 売上は取れる 」だけれど「 自由が無くなってピンチにも弱くなる 」

高利益率を選べば「 自由になる 」しかも「 ピンチにも強くなる」だけれど「 売上を上げるのは難しくなる 」

でもね、

自分やスタッフ会社全体の成長を考えたら、

だからこそいいんです

つまり、

営業利益率10%を目指すからこそ利益を出すことに真剣に取り組むことができる

というお話。

大変だからこそメチャクチャ成長できます

とはいえ、

売上高営業利益率10%を達成するのはかなりの難易度です。

なんとなく経営しているだけではまず到達できません

だから、一歩一歩着実に進むことが大事です。
まずは、

売上高営業利益率10%を達成する!!

そうやって、

経営者として心に決めることがスタートです

楽じゃないですが達成したら世界が変わりますよ。

売上高営業利益率10%を達成する

経営者ならぜひやり切ってください。

それでは、また。
今日も最後までお付き合いありがとう。